欧文フォントPostScript Type 1廃止にともなうデザイナーの負担

ご存じのようにtype 1は使えなくなり、クライアントも組み版所も印刷所のNGになっていますので、我々デザイナーがアップデートしなければなりません。

新規の案件ならもちろんOpenTypeをつかえばよいですが、改訂版となると話はかわります。
普通であれば類似のフォントを探してクライアントに確認をとればよいのですが、初版デザイン時に、それこそ選抜十数書体の中からいろいろ吟味して、あーだこーだやって選んだ経緯のある書体は、気分的に気軽に変更できないわけです。

そんなこんなで同名書体のOpenType版を買わなければなりません。1書体5,000円程度なんですが、欧文の場合、ローマン、ボルド、イタリック、イタリックボルドが必要で、結局20,000円くらいの出費になります。
フォントワークスからMonoType使い放題年間契約も進められましたが、結局同一書体がないと意味がないため、いまのところはこの方法しかないですね、、、アホadobe!